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(11)ケヤキ仙人との出会いは如何! |
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| 私達人類の個々の《脳の働き》は、余りにも高精度で完全な理解に至っていませんね。人格は何処にあるの?感情は?気持ちって何処?心は?意識や無意識の行動は?全身の活動の指令も? 理解不能な部分に付いては科学者たちは「神秘」と呼びます。そのベールが完全に剥がされる時は来ない方が良いかもしれませんね。医学的治療の進展に役立つ分野以外においては・・。「神秘」という語彙は様々な解釈があるようですが、正しく用いている限りは非科学的とは思えませんね。 「神秘」・・・愛と知恵に満ちる万物の創造者である神の領域ですし、それを認めた時人間自身を謙虚にするので、個人個人の性質の違いを斟酌出来ますね。互いに自由を認め合い学び合い、寛容になれる事にも繋がります。そう言う意味では「神秘」はすばらしいですね。 但し、理性に反した用い方で「神秘」を使うのは非常に残念です。素晴らしい《高度な脳》を持つ人間が、アンバランスに、感情と感覚でのみ物事を判断してしまうのは、動物のレベルまで自らを低めてしまう。 《美しく賢い脳人生》を送りたいあなたは、自分の脳をフルに活用して物事を論理的に推論して結論を下していきましょうね。それが他の誰かと異なっていてもいいのです。時には間違いに気付いたら訂正して、より正しく理性的で現実的で実際的な判断を下せば良いのですから・・常に前進しましょうね。 ![]() 今日は、人間が理解できている範囲内での《脳の反応》を利用し、自縛のような堅い殻から脱出して・・良性の感情と幸福感を育むスキルの一つを提案しましょう!同時に悪意ある人から騙されない為にも効果的な提案です。 自分は非常に公平な人間だ!と自認している人でも・・・自分の思い込みで、他の人々をイメージして受け入れたり排除したりして人間関係を築いていくものです。他人の《脳の中でニューロン》がどう反応して居るのか精査できませんのに(つまり神の領域ですから)自らの解釈で決定しますね。それは、時には自己防衛になるので役立つかもしれません。然し《美しく賢い脳人生》を過ごしたいなら、もっと自己の成長を促す努力をしましょうね。 一般に、人は「外見」(挙動や匂い、他外的環境も含む)プラス、あなた自身のその時点における「気分」(脳内物質の変化など)から相手を見て、そこからあなたの《脳》はこれまでの記憶と情報を反映させて反応し、イメージを作り上げます。それから、あなたの感情が湧き起こり、安心感だったり好意だったり、或いは嫌悪感だったり恐怖だったりしますよ。 では、あなたの脳内で瞬時に起こる反応を、イメージトレーニングによって訓練しましょうね。どれほど思い込みを捨てきれるかは、あなた次第です。訓練は先ず自然界から始めましょう。ただ漠然と歩くのではなく、あなたの観察力と想像力を程よく活用してみて下さいな。一例をお読みくださいね。 街中の雑踏をほんの数分離れると、そこは水鳥遊ぶ静かな湖。羽が黒いと言うだけで温和な黒鳥や鴨を蹴散らす、海賊のような白鳥が一羽。どうやらこの湖の主らしい・・羽はちょっと汚れてるし姿も無様。他の白鳥の名誉にも関わるだろうに、きっと深い事情があるのでしょう・・それは詮索しない事にしました。でもボスのように振舞うこの〈海賊ホワイトキッド〉も、一枚の木の葉を水面で見た途端におとなしくなるというのです。何の葉っぱでしょう・・。ある曇りの朝みつけました!けやきの木の葉でした。それにしても随分と大きな葉っぱです。風に聞いたら・・向こうだよ!と指差した坂道を100メートル上り詰めないうちに、空がさらに薄暗くなった気がしました。左に見上げると「オォーッ!」一本だけのけやきの巨木です。圧倒されてしまいました。近づけないぞ!という感覚に支配されてしまいました。300年近く生き続けて保存樹に指定されているのですし大き過ぎて恐怖です。でも先入観を克服し落ち着いて良く見ると、梢の上には古式の小さなハープを手にした可愛い小さな天使たちが鳥の音色に合わせて奏でているではありませんか。枝に腰掛けてる天使もいれば、葉っぱに胡座をかいて小首を振り振りしているのも居ます。そう、ちびっこ天使たちの公園になっていたのです。余り多くて、どれが天使でどれが小鳥か見分けがつかなくなって来ました。恐る恐る太い 幹に近づこうとしたら『わしに何の用かな?』と稲妻のように太く響く声がします。私は「あの、すみません・・」しか言えなくなりました。巨大けやきは繰り返し『わしに何の用かな?』と尋ねてくるので、怖れの中「きっとあなたは親切な樹に違いありません。なぜなら、小鳥と天使たちを寛大に受け入れているんですもの・・」と私。『それで?何の用かな』とまたまた繰り返す雄大な森そのものであるけやきに、私は後ずさりしながら「300年もの間、人の生き様を見てきたあなたの座右の銘をこの私ポピーに一言?」と聞きました。答えてくれそうにも無い偉そうな樹齢300年の巨大樹に対し誤謬を犯したかも・・。これは逃げた方が賢かったかも・・。ところがザアーッと言う葉の漣と共に威厳に満ちた声が樹の頂上から響いてきたのです。『威厳に過ぎるは孤独の始まり、弱きものを受け入れよ!そこに喜びがある』と。あ〜!あなたはどう思われますかしら?この仙人のような巨大樹けやきは、湖を一望しながら孤独を余儀なくされつつも長きにわたって自らの環境を甘受し、克服して生きてきたのですね。周りの生き物たちは彼を恐れたり援助されたりしてきたに相違ありません。海賊白鳥ホワイトキッドにとっては、サーモスタットのような役割を果たしているようですしね。巨大けやきを「天使のお宿の孤独仙人」と、またしても自由を行使して命名しました。彼と別れて坂道をもっと登ると、彼の頂きが見えました。 上ではハープを持った天使たちが木の葉の固まりを滑り台にして、キャッキャッと虹色の声を出して楽しそうに遊んでいました。後日知ったのですが、我が家の窓からその頂きは見えるのです。晴れた午後、賑やかな聞き覚えのある楽しそうな声がするので窓から北東を覗きました。緑の木の葉から東風に乗って飛び立ち、我が家の隣の背高ノッポの向日葵の上まで競争している例のちびっこ天使たちがいるではありませんか。でも、不思議ね。あのダビデの竪琴のようなハープを何処に置いてきたのかしら・・。今日は小さな手に何もないのです。(完) この経験は、疎外感、恐怖感、近づき難さ、一見そう思えても・・・よく観察し「良い所捜し」を怠らなければ、嬉しく楽しくハッピーな感情に転換可能であることを証明するメルヘンイメージなのです。先入観はあなたを狭量な人間にしてしまいます。人生の中で学ぶべき沢山の善い事を自ら不意にしてしまっているかもしれないのです。 あなたの高い道徳観と貞潔感と良心に調和させながら、他人や物事への悪感情を好意的感情に《脳内》で意識的に方向転換していくなら・・・より豊かで包容力のある女性としての自己を実現出来るでしょう。 そう!《美しく賢い脳人生》があなたのものになります。トラブルに遭遇した時、誰かと喧嘩しても、そしてあなたが一人で寂しいとか悲しい時間を過ごしている時も、常に《自分自身の脳》と相談しながら〈幸福感を選択〉して生きられるのです。 |